結婚式用にレンタルした振袖のマナー

最近は結婚式にドレスで参加するのが一般的ですが、やはり着物で参加すると場も華やぎます。

かといって、結婚式に参加するためだけに着物を作るのも大変、ということで最近結婚式用の着物のレンタルが人気です。

結婚式に着物をレンタルする場合、意外と知られていないかもしれないマナーを紹介します。

まず、結婚式に着る着物といったら、「振袖」「訪問着」「黒留袖」の3種類で、これ以外の着物は格が低くなるので失礼にあたります。もし未婚女性であれば、このうち振袖が、和装での礼装になります。

ただ振袖といっても実は袖の長さによって3種類に分かれていて、最も袖が長く、格の高いのが大振袖で、成人式で着用するのもこれなのですが、もし和装の結婚式だった場合、花嫁の衣装が大振袖になるので、事前に新婦に和装にするかどうか確認した方がよいでしょう。最も袖が短い小振袖は、一番カジュアルな印象を受けるので、すごく若い人、または、着物のまま二次回以降に参加するのであれば適しています。

さて、レンタルのお着物には、安いものから高いものまで様々です。

中には、1万円前後でレンタルできるものもありますが、実際に見てみるとぺらぺらで安っぽい着物になってしまうこともあるので、レンタル着物の相場の平均である3万円前後のものを選ぶとよいでしょう。